
「あなたらしく、自分らしく生きる」
「あなたらしく、自分らしく生きる」とは、どういうことでしょうか?
「自分らしさ」とはなんですか?ともし聞かれたら、あなたは答えられますか?
私たちは、人の幸せは、人それぞれだけど、一つ共通して言えることは、「自分らしく生きられることが幸せ」ではないでしょうか?
どんな価値観にあっても、それは自分らしいので自分らしく表現でき、自分らしく生きられる。
その反対に、もし、自分らしくないことを強制されればどうでしょうか? 不幸と思うのではないでしょうか。
リスキリングで、30年以上、専門スキルをレクチャーしてきています。そうすると「適正」や「向き不向き」つまりは、「才能があるかないか?」を皆さんは気にされます。
才能については、確かに、100人いれば、1人くらい、何も言わずとも出来てしまう人がおられます。しかし、そういうことは稀です。
続けていき、スキルを磨き、社会で通用する(つまりは食っていけるスキルレベルにまで)レベルにまで、スキルが上達する人は、決まって、そのジャンルのアプリやスキルを使っていることが、「好きだ」と感じている人たちです。この人たちは、好きなので、触るので、普通以上には必ずなります。
しかし、いつも見ていて思うのは、不思議なのですが、
「CAD(製図や図面作成スキル)を好きだ」と思う方もいれば、このCADというのは、精度が高く小数点下十六桁までいくほどの精密で、1mmの狂いもあってはいけない作業がいります。これを「苦痛だ」と感じる人は案外多いのです。これは、適性があっても、この厳密な作業を仕事でやり続けるのは「しんどい」ということです。
しかし、逆に適性がなくても、この几帳面な作業をやることが「好き」と感じる人もいるのです。この手の人は時間がかかりますが、必ず、好きなのでできるようになります。
では、何が、「好き」「嫌い」「苦痛」「面白い」「面白くない」を分けているのでしょうか?
先に書いたように「適正」や「才能」ではないのです。
言葉は悪いですが、世の中には、「下手の横好き」という言葉もあります。こういったタイプの人が結局は、できるようになります。
私は、そのジャンルをしていることが=「自分らしく感じる」ので、=>「好きだ」「心地よい(決してできているわけではないかもしれないし、適正もないかもしれないけど)」と、感じている結果、そのジャンルが「好き」だと「判断している」のだと思います。
つまりは、「自分らしく感じるから」。
話を戻しますと、そのように、「自分らしさ」が非常に重要なファクターになるわけです。
「自分らしさ」がなんなのかを一度、言語化してみてください。
なぜなら、スキルは、確かに世の中や仕事のニーズに対して必要なものでしかないかもしれませんが、人生100年時代になり、一人一人が自分の価値観を表現していく時代になりました。
あなたが、あなたの価値観や思いを表現するもの=スキルとなりうるのです。
その時に、では、あなたの価値観は何なのか?と問われたときに=「自分らしさ」が語れる必要性が出てきます。
その自分らしさをストレートに、引っ掛かりなく表現していく術が、=「スキル」であり、
そのスキルを身につけて新しい自分を表現していくことが=「リスキリング」であると思っています。
さて、あなたの自分らしさはなんでしょうか? 一度、聞かせてください。